いつもご利用いただきありがとうございます。
件名の件につきましてお問い合わせがありましたのでここでご説明したいと思います。
現在この件につきまして、書込制限を行う際の仕様を変更することを検討しています。
この現象は、階層をもつフォルダのそれぞれに書込制限をかけたい場合の現象です。
設定フォルダがつぎのような要件の場合です。
FoldeA
_FolderB
_ForderC
それぞれ、10Gの容量制限をかけ、かつユーザも同一ユーザの場合となります。
この場合、FolderAの直下に10Gを超えてファイルを書き込んだとき、現在の仕様ではFolderAにまず書込制限を かけます。
その段階でFolderB、FolderCにも書込制限がかかりますが、その後FolderB、FolderCはそれぞれ10Gを超えてい ないため書込制限が解除されます。
FolderAに関しては、毎回書込制限をかけることはせず、最初の一回のみ書込制限を行っています。(最適化の ためです)
これは、このようなフォルダ設定要件を想定していなかったためでした。
現在この仕様を見直し、毎回最大容量を超えていた場合は一律書込制限を行うよう検討中です。
このような仕様にした場合、注意が必要なのは設定する際の順序です。
一律書込制限をかけて書込不可にしても設定順序が親フォルダからとなっていては制限をかけた後に子フォルダ の制限が解除されてしまします。
したがいまして、このような要件の場合には設定の順序を子フォルダから行う必要があります。
また、最終的には親フォルダの制限で書込不可になりますが子フォルダからチェックを行う関係上一度解除され ることになります。
イベントログにも解除ログが出力されることになります。
ただし、この瞬間という時間はほんの些細であると考えております。
今のところ上記仕様で考えていますが、一番よい仕様と思われるのは、すべての設定を確認した後同一フォルダ の設定があるかどうかを確認し、その上で制限をかけるかどうかを判断するという仕様です。
しかし、このような仕様は作業負荷、またはパフォーマンス的に非効率であると考えられるためこの仕様では難 しいと判断しました。
ということで修正が済みしだい公開したいと思います。
取り急ぎ、ご報告まで。
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